妊娠するとビックリ？！お腹の毛の変化

普段はムダ毛が気にならなかったのに、妊娠したら産毛が濃くなった、という人は結構多いです。特に、お腹の毛がボーボーになってびっくりしている妊婦さんがたくさんいます。

妊娠中はこうしたムダ毛を処理していいものか？それともそのままにしていいのか悩みますよね？「毛が増えたのは私だけ？」と悩む前に、妊婦さんのムダ毛事情を探ってみましょう。

妊婦さんのお腹の毛はギャランドゥ？

最近は、大きなお腹を出して記念撮影する「マタニティーフォト」が流行っていますね。あのママたちはお腹がツルツルなのに、なぜ私だけ毛深いの？と思ったアナタ、大丈夫です！

実際、妊娠したらお腹の毛が濃くなった、と感じる妊婦さんはとても多いです。妊娠経験のある方によると、

特に、おへそ当たりを中心に毛が濃くなったという人が多いです。もちろん、お腹の毛は変化なしという人もいますが、大半の人がお腹の毛が目立つようになったと感じています。

よく言われるのが、「胎児を守るために毛が増える・濃くなる」というもの。でも実際には、妊娠によりホルモンバランスが変化するために毛が濃くなると考えられています。

しかし、毛深くなる人がいる一方でムダ毛の変化がない人や、逆に毛がうすくなる人もいます。さらに、1人目の妊娠時は毛が濃くなったけれど、2人目は毛に変化なし、など、人や状況によっても違います。

ちなみに、「毛が増える」ということはないそうです。毛が太く濃くなっているため、産毛が増えたように見えるのだとか。

女性にとって、ムダ毛が濃くなるとかなりショックですよね。

でも安心してください。妊娠中に濃くなったムダ毛は、出産後に元の状態に戻るのが普通なのだそうです。

ホルモンバランスが安定する半年くらいの間に、少しずつムダ毛は目立たなくなっていきます。

だから、ムダ毛が濃くなったことに悩む必要はありません。

ところで、お腹のムダ毛が濃くなる以外にも他の体毛の変化があります。意外なことに、ムダ毛がうすくなる部位と濃くなる部位があります。

妊娠することでムダ毛が濃くなりやすい部位は、「お腹」の人が圧倒的に多いです。あとは個人差がありますが、ひざ下が濃くなったという人も。

妊娠してムダ毛が減った！と喜ばれるのが、足（ひざ下）や腕です。他に、ワキや鼻下のムダ毛が濃かったのに薄くなったという人も。

妊娠前にムダ毛が気になる部位というのも、非常に個人差がありますが、妊娠後も人それぞれ濃くなる部位に違いが出てきます。まとめると、以下のようになります。

普段、お腹は服で隠れている場所ですが、妊娠中は定期的に検診があります。その時に、お腹をむき出しにして診察するため、ムダ毛が気になってしまうというママも多いですね。

妊娠中のムダ毛処理で多いのが「カミソリで剃る」方法。気になった時にさっと剃るだけでいいので、病院に行く前日や当日に剃る人が多いですね。

他に、電気シェーバーや除毛クリーム、毛抜きを使う人も。

元々女性のお腹の毛は産毛です。だから、お腹はムダ毛処理したことがないという人が多いのではないでしょうか？

慣れていない部位、しかも大きくなったお腹を剃ると、うまく剃れず肌あれしたりひどくなると埋没毛のようになってしまうこともあります。肌トラブルがおきなくても、乾燥しやすくなります。

また、除毛フォームはキレイにムダ毛を処理できる反面、薬剤が肌には強すぎるため気分が悪くなる危険もあります。妊娠中はできるだけ体にやさしいムダ毛処理をすることを心がけた方が安心です。

そうなると候補になるのは「電気シェーバー」。電気シェーバーは肌に直接刃が当たらないため、肌トラブルの心配もありません。

妊娠中の脱毛は、基本的にNGです。これは、妊娠することでホルモンバランスが変化してしまうため、脱毛効果が思うように出ないことがあるためです。

また、肌が敏感になっているため痛みや肌トラブルをおこすこともあり、気分が悪くなる可能性も。そのため、どの脱毛サロンでも妊娠中は脱毛できません。

でも、妊娠に気づかずに脱毛を受けてしまうこともありますよね。

脱毛サロンのフラッシュは、肌のごく表面までしか届かないので、赤ちゃんには影響がないとされています。だから、気づかずに脱毛してしまった場合も心配がないのだとか。

ちなみに、クリニックでは妊娠中でもレーザー脱毛が可能な院もあります。ただし、出産後半年程度でホルモンバランスがもとに戻る（ムダ毛も元の状態に戻る）ので、慌てて脱毛する必要があるのかどうか、よく考えてからにしましょう。