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プラセンタにはどんな種類があるの?

アンチエイジング効果(美肌・美容・若返りなど)+健康効果があることで、今女性に大注目されているプラセンタ。

プラセンタと言っても、実はいろいろな種類があります。
大きく分類すると次の3つ。

◎ ヒトプラセンタ : 使用は医療目的のみ
◎ 動物性プラセンタ : 豚・豚・羊など
◎ 植物性プラセンタ : プラセンタで重要な成長因子がない
(成長因子とは、細胞分裂を活性化させる因子のこと。)

ヒトプラセンタ

人間のプラセンタは医療の現場でのみ使われています。ときどき耳にするプラセンタ注射は、ヒトプラセンタを使用しています。

プラセンタ摂取の中でも注射は一番即効性があると言われていますが、直接体の中に入れるものなので、ヒト由来のプラセンタに限られています。プラセンタ注射は、更年期障害治療や美容目的などで行われることが多く、保険適用外となります。

豚プラセンタ

プラセンタの中でも一番身近なサプリメントで多いのが豚プラセンタ。

豚はヒトプラセンタに近い成分で、栄養素もとても豊富です。
私たち人間との相性が一番いいと言われているプラセンタです。

徹底管理のもとで飼育されたSPF豚のプラセンタは、有効成分が通常の豚の3倍ととても豊富です。

豚プラセンタサプリメントは、比較的購入しやすい価格のものが多いので、プラセンタを初めて飲む人で豚プラセンタサプリを選ぶ人は多いようですね。

馬プラセンタ

美容と健康に敏感な女性が最近注目しているのが、馬プラセンタです。

馬プラセンタには、豚プラセンタの約300倍もの豊富なアミノ酸がたっぷりと含まれています。

その分効果も高く、最近では馬プラセンタサプリメントも増えてきました。
馬の出産は1年1回1頭なので、栄養分や成長因子が濃厚です。

豚と同じように、徹底管理のもと飼育されたサラブレッドと言われる馬は、栄養素が非常に高いと言われています。

年に数回・数匹出産する豚と比較すると流通量が少なくなるために、希少価値となりサプリメントの価格も豚プラセンタより高くなってしまいます。

羊プラセンタ

遺伝子的に見ると、羊プラセンタは人間に1番近いので吸収率がよいと言われています。

ただ、希少価値な馬よりも羊プラセンタはさらに流通量が少ないので、私たちが通常目にするのは豚プラセンタや馬プラセンタです。

植物性プラセンタ

植物性プラセンタとは、ヒト・豚・馬・羊プラセンタなどと違って胎盤はなく、大豆やトウモロコシから抽出した胚のことです。

胚の若芽の中心部でつくられる胎座から抽出したエキスが、植物性プラセンタとなります。

アミノ酸やビタミン類などの栄養素はその他のプラセンタと同様に豊富ですが、ヒトプラセンタや動物性プラセンタと大きく違うところは「成長因子」がないことです。

成長因子がないことで、今プラセンタが注目されている疲労回復・アンチエイジング効果はありません。

ビタミン・ミネラル・アミノ酸などは豊富に含まれているので、美肌・美白効果が期待できるので化粧品などに使われたりしています。

美容・健康効果ではヒトプラセンタや動物性プラセンタよりは劣りますが、安全性の面では一番高いと言えるでしょう。

 

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