女性の育毛

薄毛改善のターゲットは毛乳頭細胞と毛母細胞

発毛は毛乳頭細胞と毛母細胞の連携プレーが可能にする

毛乳頭細胞の働きについて

毛乳頭細胞とは頭皮にある毛穴に存在する組織です。毛根のイメージ図を想像してみてください。しずくに似た形状をしている髪の毛の一番下部分に存在するのが毛乳頭細胞です。毛乳頭細胞はそのすぐ上に存在する毛母細胞にシグナルを発し、発毛を促したり発毛そのものを停止させるといったいわゆる発毛の監督としての働きがあります。

健康な状態にある毛乳頭細胞は、血管を通し送られてくる酸素や栄養素を受け取り、すぐ側にある毛母細胞に発毛の指示をするといった仕組みでヘアサイクルをコントロールしているのです。

毛母細胞の働きについて

薄毛に悩む人にとって重要となるのが毛母細胞です。毛母細胞は毛乳頭細胞の近くに存在し、いわゆる髪の毛の元となる組織です。毛乳頭細胞からの指示を受け取り少しずつ毛母細胞が細胞分裂をくり返すことで髪の毛が成長していきますので、髪の毛の製造工場に似た働きをしているといっても過言ではありません。

髪の毛はこの毛母細胞が角質化したものの集まりであり、永久脱毛でターゲットとなるのもこの毛母細胞なのです。毛母細胞は一度破壊されても復活することができるのですが、場合によっては働きそのものが衰えてしまうこともあります。

毛乳頭細胞と毛母細胞の働きを阻害する要因

発毛に欠かせない毛乳頭細胞と毛母細胞は加齢によりその働きが衰えてしまうと言われています。そもそも毛乳頭細胞、毛母細胞共に破壊された後も復活を遂げることができるのですが加齢には勝てません。また食生活の乱れからくる栄養不足が続けば当然毛乳頭細胞や毛母細胞の働きに必要な栄養もきちんと届かないこととなりますので、働きを阻害してしまう原因となります。

その他にもたばこを吸う習慣、ストレスなども実はこのふたつの働きを衰えさせてしまう原因とも言われていますので発毛のことを考える上では改善への取り組みが必要となります。

薄毛対策に育毛剤がおすすめのわけ

センブリエキス入りの育毛剤で発毛サイクル正常化

女性向けの育毛剤は、市販されているものだけでも様々な特徴を持っています。中でも毛乳頭細胞と毛母細胞の働きを促進させる成分入りの育毛剤の場合、突然こめかみ部分や分け目の髪の毛が薄くなるといった女性特有の薄毛の症状が気になる人も原因にあわせた対応ができることとなりますのでおすすめです。

毛乳頭細胞と毛母細胞に着目した育毛剤を選ぶ際には、「センブリエキス」が配合されているかどうかを確認しましょう。センブリエキスには、毛乳頭細胞、毛母細胞の活性化以外にも抜け毛増加の原因となる血行不良を改善し、頭皮の健康作りに役立つ抗炎症や抗酸化作用もありますので、薄毛対策としては欠かせない成分なのです。

またセンブリエキスは、厚生労働省に認められた育毛剤に多く含まれていますので薄毛に悩むならまずは一度使ってみたくなる魅力的な成分といえます。

1本でその他の薄毛予防も可能に

育毛剤は1本で複数ある薄毛の原因に対応可能なものがあります。抜け毛や薄毛が気になる分け目や生え際といった部分的につけることもでき便利という点はもちろんですが、人によっては1本の育毛剤だけで発毛への取り組みがすべてまかなえてしまう可能性もあるといえます。

発毛を促進させるためには、毛乳頭細胞や毛母細胞の働き以外にも女性に多い頭皮の乾燥や紫外線やシャンプーなどの外からの刺激によるダメージを早く回復させることも重要です。これらの原因を同時に解決できる育毛剤を探すことができれば今後起こるかもしれない抜け毛の抑制も可能になるのです。

育毛剤を使用する際にはお風呂上りがベストなタイミングです。丁寧に頭皮の毛穴汚れを落とした後に毛乳頭細胞や毛乳頭細胞の働きを回復させるぞという気持ちで使ってみてください。

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